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 「いつか何処かで」

   15 地球が丸くみえる丘
 


 味覚の王様、松茸を食べに出かけました。山地でなく水郷で知られる潮来(いたこ)です。松茸はどこにいても食べられますし、どこにいても食べられないほど貴重になりました。松茸狩りの山に韓国産松茸をわざわざ隠して植えていることもあります。
潮干狩りの海に輸入の貝を撒くのに似ています。
要するに地球規模で国際的感覚で食に望めば良いわけです。
まず、深川線から東関東道路で佐原香取で降り、香取神社を参拝しました。この神社の祭神は経津主大神(フツスミノオオカミ)です。代々の天皇のお手植えの樹がそびえていました。スギ、イヌマキ、モミの巨木が繁る香取の森は全景が亀に似ているので亀甲山とよばれ、千葉県指定天然記念物になっています。
11月30日の大饗祭には、ほがいと呼ばれる行器の中にご飯を入れて神に供えるそうです。
北総の小江戸佐原市には諏訪神社があります。10月12日、佐原の大祭があり、古来の武士を象った山車が曳き廻されます。
佐原駅には伊能忠敬の銅像もあるそうです。
さて、水郷の潮来につきました。水郷は柳川も有名です。
柳川鍋はドジョウですが、ここ潮来はシラウオでした。松茸汁、松茸飯もありましたが、鯉の甘煮がおいしかったです。
常陸利根川の支流前川の12橋水郷めぐりは、6月のアヤメ、
花菖蒲が咲く頃最も多くの観光客で賑わうそうです。
水郷筑波国定公園には水生植物園もあるそうです。
霞ヶ浦と北浦の近隣に鹿島臨海工業地域が拡がっています。
波崎町はトライアスロンの競技が開催されます。
銚子大橋を渡ると遠洋漁業の基地、醤油で有名な銚子市です。
道路街灯はいかりの形をしていて銚子ブルーの色で統一されています。遠くにポートタワーが見えました。
銚子沖は暖流と寒流がぶつかる絶好の漁場です。
銚子電車に乗り、犬吠崎に向かいました。源義経が東北に逃げる際、この崎で犬が別れを惜しんで吠えたと謂いますがどうか。
単車単線のレトロ調電車には、手作りの広告がぶら下がっていました。子供が大きな声で「これ本物の電車?」と言っています。
オランダ風銚子駅にはじまり、ドイツ風、ギリシア風、そしてスペイン風犬吠駅とミスマッチ感覚のヨーロッパ風駅舎が続きます。中の町、観音、本銚子(もとちょうし)、笠上黒生(かさがみくろはえ)、西海鹿島、海鹿島(あしかじま)、君ヶ浜、そしてINUBOH ESTACAOにつきました。
ここには愛宕山という標高73。6mの山があり、その展望台は「地球が丸くみえる丘」といわれています。
ここからは、犬吠崎灯台とほんとうに広い海、北に鹿島灘、南に九九里浜、屏風海岸などが展望でき、360度の景観が楽しめそのうち330度は水に囲まれています。
見上げると空がとても近くに感じることができ、
両手をあげ背伸びをすると空が手に届きそうな丘です。
日比友好の碑の炎の先端は洋上3000kmのフィリピンのマヨン山(マニラ富士)を指しています。
ここは銚子市高神小学校旧校舎跡地であり、NHK「あしたへジャンプ」(1988)のロケ地になりました。
なるほどジャンプしたくなるような、晴れ晴れとした地球規模の国際的な丘に立つことができて、気分爽快でした。


「いつか何処かで」